軸馬評価理論について(8)
ALO~HA! 【軸馬評価理論-NEO】の考え方についてお伝えするシリーズの8回目。今回は馬連・三連複それぞれの購入推奨レースで基準買い目(上位5頭ボックス)をそのまま1点100円ずつ購入した場合の成績についてお伝えします。
解析結果をレース前日に公開していることでお分かりかと思いますが、【軸馬評価理論-NEO】をはじめ「軸馬評価理論」シリーズでは馬体重の増減やパドックでの様子、さらに馬場状態といったレース当日にならなければ分からないデータは一切使用していません。
あくまでもレース前日時点で確定しているデータだけを解析の対象としています。これが何を意味するかと言うと、レースの前後で解析結果が変わることがない=「現在と同じ基準で過去のレースを解析した結果」を正確にシミュレーションできるということです。
このシミュレーションに基づいて2012年1月~2021年12月までに行なわれた新馬戦・障害戦を除く30,364レースで基準買い目を1点100円ずつ購入した場合の成績は、以下のようになります。
【馬連】
的中数:3,859R/12,143R
投票額:12,143,000円
配当額:13,013,730円
的中率:31.8%
回収率:107.2%
【三連複】
的中数:2,198R/12,874R
投票額:12,874,000円
配当額:14,408,810円
的中率:17.1%
回収率:111.9%
【馬連+三連複】
回収率:109.6%
収支:+2,405,540円
10年間で約240万円の黒字ですから月平均2万円の黒字ということになりますが、これはあくまでもトータルの数字。当然ながら日単位、週単位、月単位では赤字になることもあります。
各期間で黒字になる確率は以下のとおりです。※台風や降雪による代替開催は別日、月曜~日曜を1週として計算。
日単位黒字率:36.5%(397日/1,088日)
週単位黒字率:41.8%(217週/519週)
月単位黒字率:56.7%(68ヶ月/120ヶ月)
月単位でようやく5割を超え、日単位や週単位では赤字になる確率のほうが高いことが分かります。ちなみに月単位の収支(1点100円計算)によって分類すると、それぞれ以下のようになります。
10万円以上赤字:3ヶ月
5万円以上赤字:19ヶ月
5万円未満赤字:30ヶ月
5万円未満黒字:32ヶ月
10万円未満黒字:20ヶ月
10万円以上黒字:16ヶ月
赤字月(52ヶ月)の平均収支:-46,270円
黒字月(68ヶ月)の平均収支:+70,759円
「勝ったり負けたりを繰り返しながらも全体としては右肩上がり」。それが【軸馬評価理論-NEO】の目指すところです。


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